身体を健康に保つためには、栄養バランスのとれた食事をしっかりと咀嚼することが重要です。
咀嚼によって、栄養素を効率よく体に吸収し、消化することができます。
咀嚼を行うためには当然、歯が必要となります。
逆にしっかりと咀嚼しないで食事をすると、のどを通る程度の塊のまま、体内に入ってしまいます。
このような状態では適切に食べ物が分解されず、せっかく食べた食べ物の栄養素の吸収率が下がってしまいます。
また、内臓もこの塊のままの食べ物を何とか消化しようと必死で活動し続けるため、内臓への負担が大きくなります。
しかし、ご自身の歯が何らかのトラブルにより喪失しており、入れ歯および義歯を使われている方もおられるかと思います。
このような方の中で、合わない入れ歯を使い続けている方はいらっしゃらないでしょうか。合わない入れ歯や義歯ではしっかりと噛むことができないため、しっかりと咀嚼したくてもできなくなってしまいます。
当院で治療される前に製作した入れ歯に関して「よく噛めない、痛い、外れる」などの相談を多数いただきました。
当院ではこれらの問題を解決するため、沢山の入れ歯を再製作してまいりました。
その中で、当院で製作した入れ歯の評判が高く、現在では東京全域から多くの方々にご支持いただいております。
また、当院では患者様お1人1人のご要望に可能な限り答えられるよう、多種多様な入れ歯素材を用意しております。
口腔内状況、費用やご希望などを考慮して、適切な素材をご提案できるように努めております。
以下に、当院で実施する入れ歯治療のこだわりをご紹介します。
- 入れ歯作りのこだわり
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当院では、皆様のさまざまな使用形態やご希望にお応えするため、豊富な入れ歯素材を取り揃えております。
また、入れ歯を長期間使用していただくため、優秀な技工士との連携し、一つひとつの工程にこだわった製作を行っております。
これまでの入れ歯治療で満足を得られなかった方、初めての入れ歯製作をご検討中の方は、ぜひ当院までお気軽にご相談下さい。
当院では、患者様に入れ歯を長期間快適にお使いいただけるよう、精度の高い入れ歯の作製をはじめ、使用後の微調整などアフターケアもしっかり行っています。優秀な歯科技工士との連携
精度の高い入れ歯を製作するためには、製作に携わる歯科技工士の高い技術力、知識および経験がとても重要となります。
患者様お1人1人の口腔内状況を詳細に把握し、それを正確に入れ歯の製作に反映できる優秀な歯科技工士が必要です。
そこで当院では入れ歯の製作に定評のある熟練の技工士が在籍する歯科技工所と提携し、精度にこだわった入れ歯の製作に努めております。精度を高める工程
入れ歯での快適な咀嚼を実現するため、以下のような工程を経て、入れ歯を製作しています。
- シリコン素材での型取りー型取り時の型ずれが生じにくいシリコン素材を用いて、歯型の採取を行います。
精巧な入れ歯を作成には、正確な印象(設計図)が必要となるため、重要な工程です。 - 個人トレーで正確な筋圧形成ー口腔内の運動を記録する筋圧形成では、正確なデータを得ています。
患者様1人1人に専用の個人トレー(型どり型枠)を作成し、入れ歯の製作に生かしています。 - 咬合調整の徹底ー製作した入れ歯を使い捨てにするのではなく、長期にわたりお使いいただくために、破損や不適合などの要因となる咬み合わせの調整を徹底して行います。
メンテナンス
毎日使用される入れ歯は、日々の咀嚼や会話によって力がかかるため、破損したり、変形したりして、少しずつお口と合わなくなっていきます。
口腔内の状況も日々変化をしますので日々のお手入れと定期的なメンテナンスを行い、お口と入れ歯の双方における相性を良好に保つことが重要です。
当医院では定期メンテナンスならびにアフターケアもしっかりサポートしておりますので、どうぞご安心ください。 - シリコン素材での型取りー型取り時の型ずれが生じにくいシリコン素材を用いて、歯型の採取を行います。
入れ歯の種類
- ノンクラスプデンチャー(スマイルデンチャー)
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ノンクラスプデンチャーは、審美性に優れた部分入れ歯です。
これは部分入れ歯を固定するために用いる金属製のバネ(クラスプ)がないタイプです。
さらに、歯肉に近い色の樹脂を採用しているので、口の中の色にマッチして、一層目立ちにくくしています。
また、弾力性のある素材を使用しているため、装着時の違和感なども感じにくくなっています。
クラスプがないタイプなので、金属アレルギーをお持ちの方にも安心して使用していただけます。
- 金属床デンチャー
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金属床デンチャーは、入れ歯の土台となる基礎部分に金属を採用した入れ歯です。
堅ろう性を有する金属を用いることで、通常よりも入れ歯の厚みを抑えることが可能となり、装着時の違和感を軽減しています。
さらに、強度が高いため、破損の心配もほとんどありません。
金属床は熱伝導に優れ、飲食物の温度も感じることができるため、食事の温度を感じながらお食事を楽しんでいただけます。
なお当院では、コバルトクロム製とチタン製のものを使用しています。
- コーヌスデンチャー
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コーヌスデンチャーは、歯にセメントで内冠をつけ、義歯と外冠を合体させたものを上から被せた入れ歯です。
外冠と内冠が茶筒のようにぴったりと合うため、装着固定するためのクラスプを必要としません。
安定感が非常に優れており、しっかりと噛むことができます。
- アタッチメントデンチャー
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アタッチメントデンチャーは、マグネットデンチャー、磁性アタッチメントデンチャーなどとも呼ばれ、磁力で保持する入れ歯です。
歯の根に磁石を吸着させる金属(キーパー)を接着し、入れ歯には磁石を埋め込みます。
強力な吸着力を有する小型磁石で装着し、入れ歯がずれたり、外れたりすることはありません。
しかし、側方からの力に弱く、側面から大きな力がかけられた場合には、入れ歯が外れてしまいます。
しかし、入れ歯が外れることにより力を逃がしてくれるので、歯の根にかかる負担を軽減し、歯の根を守ってくれます。
また、一般的な入れ歯のようにクラスプがないので、一見しただけでは入れ歯を装着しているようには見えません。
- ロケーター
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ロケーターは、入れ歯と歯ぐきをボタンのような留め具で固定する方法の入れ歯です。
かなり強固に固定されるので、装着安定性が非常に高いというメリットがあります。
このような特徴を有するため、食事中に外れることがなく、高い人気がある入れ歯です。
入れ歯以外の治療の選択肢
何かのトラブルで歯を失ってしまった際、入れ歯という選択肢がありますが、入れ歯以外には、以下のような選択肢があります。
当院では、入れ歯にこだわらず患者様にあった方法を提案させていただきます。
●自分の歯を移植する歯牙移植
●連結した歯を被せて歯がない部分を補うブリッジ治療法
●人工歯で失った歯を補うインプラント