こんにちは😊
千葉県市川市南行徳にある歯医者
ココロ南行徳歯科クリニック ブログ担当です✨
今回はインプラントの歯周病についてお話しいたします☆
インプラントも歯周病になる?
抜けた歯の代わりに人工の金属(チタン、チタン-ジルコニア合金等)を歯根部分に埋め込む治療がインプラント治療になります。
治療費も時間も費やし、インプラントを入れたらのだからもう大丈夫と安心していませんか?
インプラントも天然の歯と同じようにあごの骨が溶けるなどの症状が出ることがあります。インプラントと歯茎の間の「ポケット」と呼ばれる隙間の中で、歯周病菌が増殖し、その結果、歯茎に炎症が起き、インプラントの周囲の骨が溶けてしまいます。これがインプラント周囲疾患です。
日本歯周病学会ではインプラント治療後3年以上の患者267人を調べたところ、約1割の患者がインプラント周囲疾患になっていたことを報告しました。インプラント周囲疾患は歯周病と同様に重度に進行しなければ痛みなどの自覚症状があまりないことが特徴です。そのため、症状が進んでインプラントが抜け落ちたり、骨が大きく溶けてしまうため注意が必要です。
インプラント周囲疾患を防ぐためには、予防が重要になります。
そのためには、インプラントを入れる前に、残った歯のむし歯や歯周病を治療し、完全に治しておくことが重要です。
また、インプラントを入れる際、インプラント周囲の骨を増やしたり、歯茎を移植し歯磨きしやすい環境を整えておくことが必要です。
治療後はしっかりとブラッシングを行い、2、3ヶ月に1回、歯科医院で専門的な定期的メンテナンスを受けることでインプラント周囲疾患を予防することが期待できます。
毎日のセルフケアと定期的なクリーニングを受けメインテナンスを継続していくことが、大切です。
メインテナンスは、重要な歯周治療の一部分なのです。
インプラント周囲炎の進行
- 正常:
人工の歯の部分(上部構造)やインプラント体との接合部がしっかりと清掃され、歯肉や歯槽骨が健康に保たれている状態。埋め入れたインプラント体はしっかりと骨と結合(Osteointegration)しています。 - インプラント周囲粘膜炎:
インプラントの周囲炎症が生じているものの粘膜のみで炎症が起っている状態。人工歯とインプラントの接合部に溜まったプラークが原因で、インプラント埋入部位の上部の歯肉などの粘膜で炎症が生じています。 - インプラント周囲炎:
炎症が歯肉から歯槽骨にまで広がった状態。歯肉や歯槽骨の破壊が徐々に進んで、インプラントを支えきれなくなると、インプラントの動揺や脱落を生じる。 進行程度によって軽度、中等度、高度に分けられます。
インプラント専門の歯医者さんや美容系クリニックでインプラントを埋入して
メインテナンスは全くしたことがないという方もいらっしゃいます。
天然のご自身の歯と一緒でインプラントもしっかりとメインテナンスすることが
大事になってくるのでしっかり日々のブラッシングにプラスして
歯医者さんでの定期検診やクリーニングに行きましょう☆
育芯会では、全ての患者様に安心して診療を受けていただけるよう、感染管理の研修を行い、
「正しい感染管理システム」、「常に清潔なクリニック」を心がけています。
今後も徹底した感染管理を行っていきますので、安心してご来院下さい。
皆さまのご来院心よりお待ちしております
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